定点からみたHKT48。

まとめサイトではありません。 HKT48を定点(在宅)から見続けて感じたことを綴ります。タイトルに反して定点動画はあまり見ていません。

HKT48 TeamH 「青春ガールズ」公演の意味。

概要

現時点で「青春ガールズ」を行う意味について、一度考えてみたことのまとめ。*1

元投稿


しゅーじ@PrtScn(@MshujiD)/2014年06月29日 - Twilog

青春ガールズの位置付け。

「博多レジェンド」と「脳内パラダイス」

思うところがあって、TeamH「博多レジェンド」公演千秋楽と HKT研究生「脳内パラダイス」公演の千秋楽の映像を見直した。

青春ガールズ公演が始まってまだたった2ヶ月ほどではあるが、当時研究生として脳内パラダイスに出ていたメンバーたちが既にそれぞれのチームでの主力として活躍していることが確認できた。今回の昇格組の主流となる2期生は、お披露目から約1年半でかなりの公演数をこなしているわけで、この流れは自然でもある。

一方でTeamHが行っていた「博多レジェンド」に不満があったかというと、フルメンバーでも人数が足りない事を除けば、公演中にもそれぞれの役割がはっきりしており、旧チームHには穴が無かったことも確認できた。

「クラス替え」の意味と、その後の「大組閣」や「九州7県ツアー」福岡公演での昇格、チームメンバーの人数や振り分けについては色々な意見があるかと思うけれど、今回は「青春ガールズ」を選択した意図と、この公演を通してどのように成長することが求められているのか、に絞って考えてみる。

「研究生公演」としての「青春ガールズ」

まず思い当たるのは、青春ガールズ公演は、なこみく(矢吹奈子田中美久)を含む3期生にとってのパーティ公演(A1st「PARTYが始まるよ」)公演の意味も含んでいるということ。「PARTYが始まるよ」公演は、AKBができて最初に作られたセットリストであり、これまでAKBGの多くのチームや研究生公演の、「最初の公演」として選択されてきた。曲数が短く公演全体の時間が短い、同じ曲が二回ある、などといった構造的問題はあるものの、比較的ダンス等も簡単であり、新人が「AKBGの劇場公演」を経験するのには適していると同時に、未だにファンからは根強い人気もある公演、という認識である。

そして、「青春ガールズ」公演は、この「PARTYが始まるよ」公演に続くAKBGの2個目のオリジナル公演であり、初代のTeamKが「PARTYが始まるよ」公演(K1st相当)を経験した後で初めてオリジナルとして与えられたK2nd公演である。また、TeamBは結成当初最初の公演として「青春ガールズ公演」公演(B1st相当)を行った過去もある。その意味で、加入間もない3期生、特に、大組閣において正規メンバーに昇格してしまい研究生として数回しか公演を経験していなかったなこみく、厳密には3期生ではないけれどHKT48において3期生と同等の扱いとなるドラフト生の山本茉央にとって、公演の経験を積むのには良い公演であることは明白であり、これはセットリストの選択の理由の一つであることは間違いないと思っている。

HKT48のフラッグシップ*2のTeamH公演で公演をこんな位置づけにするのはいかがなものか、という意見はもっともな話であるけれど、一旦それを抜きに考えてみると、(なこみくを含む)3期生にはいい機会であることは確かである。

1期生、2期生にとっての「青春ガールズ」

それでは、1期生、2期生についてこの公演はどういう位置づけなのか。単純に「後輩のレベルに合わせた公演を選択した」とは考えて欲しくないし、別の課題が与えられていると思っている。

第一に、「青春ガールズ」公演は、見た目の「振り」という意味でのダンスの難易度は高くないかもしれないが、「表現力を必要とする」という意味では非常に難しい公演である。特に「中盤曲」と呼ばれるユニット曲明けの全体曲、「ふしだらな夏」、「Don't disturb!」、「Virgin love」、「日付変更線」に代表されるように、他の公演ではあまり見かけない「テンポが比較的ゆっくり」で「南国ムード」や「大人っぽい雰囲気」の挑戦的な曲が存在し、「表情や体の細かい動き」での表現が求められる。そのような曲を含んだセットリストで、HKT48は若くて盛り上がれると思っているような観客を毎回一定以上満足させる、というのは簡単なことではない。

選抜メンバーは、そもそも劇場公演に出演すること自体があまり多くないので、この公演としては、「表現力を磨く」という建前のもと、自分自身のスキルアップと平行して後輩育成やチームとしての団結力を強化する点を重視するという考え方もできる。また、なつみかん(田中菜津美)はSKEで頑張る時期であるので、現在HKTの劇場公演にはあまり重心を置けないだろう。

残る1期非選抜と2期生について、りこぴ(坂口理子)、ぴーちゃん(駒田京伽)、ゆかちゃん(秋吉優花)、ちぃず(梅本泉)、じーな(神志那結衣)あたりはこの公演の中心となる働きをしていて、単純に「正規メンバーとして一つの公演を経験する」ことが彼女たちの経験としてプラスになっている。 ゆりや(井上由莉耶)も、劇場での声援や生誕祭でのコメントを聞いていると意識が高いと思う。なおぽん(岡本尚子)も今は試行錯誤の途中だが色々な才能を持った人だから、今後なんとでもなる気がする。(二人ともMCは課題ではある。)

となると、1期わかちゃん(若田部遥)と、2期のましろ(宇井真白)、はるたん(上野遥)、まりり(山田麻莉奈)が残る。そして、現時点で彼女たちが若干心配である。

そもそも、最近わかちゃんが公演に出れていないのがなぜなのか、というのが疑問。「野球(ホークス) + 親子セット」の外仕事ならいいことなんだろうけれど、考えたくないことだが、運営とあまり上手くいってない、ということはないのか。 個人的には、4th選抜には1期復活枠としてわかちゃんを入れるべきだと思っているぐらいだし、わかちゃんを生かせないとすると、HKTの大きな痛手だと思う。

ましろ、まりり、はるたんに関しては、現状維持でいいと思っているなら、置いて行かれればよいと思うし、そのような生き方もできる。自分を出せていないだけで色々努力はしているところが見えるけれど、2期の中でも同じ位置にいた、らいら(伊藤来笑)やまなみん(草場愛)が今どんな顔で公演に出ているかを見て、よく考えて欲しいと思う。

チームの結束や団結

TeamHにとって、今はチームの結束や団結力などを醸成する時だと思う。この動きの中心は1期生が担うのが自然である。ただ、TeamKIVのらぶたんの謎進化に対して、レアキャラの支配人(指原莉乃)に期待できないとすると、キャップ(穴井千尋)、なつ(松岡菜摘、副キャプテン)、はるっぴ(兒玉遥)という、見事に人見知りというか、後輩に強く言うのが苦手なメンバーが揃っていて、実際、最近これらのメンバーの公演での存在感が薄い気がする。 公演を通して後輩に色々教えてそうな感じも見受けられるけれど、現状、危機感を持っていることが明かな2期のいもむchu!(TeamHでは坂口理子駒田京伽)などより、いくらかは「なこみくカワイイ」で思考停止してるような気もする。

そうなると、今進化できるのは、実は2期生だと思う。繰り返しになるが、りこぴ、ぴーちゃん、ゆかちゃんは、もう既に主力と言っていい。現に今の公演を支えているし、現状に疑問を持ってどうすればより良くなるかを一番考えているのもこの3人だと思う。パフォーマンスの意味ではじーな、なおぽん、ちぃずあたりも文句が付けにくい。共通してMCが課題だが、MCに苦手意識はあるもののそれぞれ何か工夫は始めているので、既に明るい兆しも見える。

そして、一番底上げが期待されるのは残りの2期生の、特にMCであると思う。日々の中で気になることを常に考えておく、MCのお題に対しての気の利いた回答が思い浮かび、それを自分の言葉で表現できるかが重要となる。そういうのはある意味これまでの(HKT加入前の)環境次第だし、自分にはできないことばかりだけれど、できないならできないなりに工夫が欲しい。はるたんの「高速二の段」あたりは第一歩なのか。今日の夜公演の感想として散々出ていることだけれど、打ち合わせがたりないと。普段からましろや、まりり、はるたんが打ち合わせで前向きで建設的な意見を出せているかどうかは正直疑問である。

3期生

最後にもう一度3期生について。よくTeamHにおいての問題点としてあげられる、なこみくや3期生については、実際は現状何も言うことはない。加入時期や年齢、これまでの経験を考えたら期待以上だと言っていい。みくちゃん(田中美久)は既に「美久プロ」だと思うので全然心配してないし、なこ(矢吹奈子)は、なっちゃん/さしこちゃん/もりやまゆきおのネタに頼りがちではあるが、言葉も増えてきたし、加入初期の一言もしゃべれなかった時期を考えると全然違う。

今後について。

新公演

以上のように考えてくると、最短で6/30の支配人参加公演、遅くともあと数ヶ月で青春ガールズ公演の役目は終わる、終わって欲しいというのが希望的観測である。

次の公演は、オリジナル新公演が一番だけど、やすす(秋元康)が公演を「当て書き」するには、なこみくや1期以外にドラマが足りなさすぎるので、A4th、ひまわり2ndあたりで、もう一つドラマを作る必要があると思う。次点として「博多レジェンドII」か。

そもそも、16人編成じゃなくなった現状のチームで、ユニット曲など当て書きが必要なものをどのように作るのか? というのもよくわからないが、できれば「博多レジェンドII」ではなくて、一通りの流れのあるこれまでの公演を使って欲しいところではある。

TeamKIVとの比較。

ここまで考えてきて、KIVの「シアターの女神」公演(B5th)のセトリの強さが半端ないことを痛感する。A6th「目撃者」公演は少し趣が違う公演なので別だが、「RESET」公演(K6th)も強く、現状これに匹敵するセトリが見つからない。下手したら今後新たに作られるオリジナル公演でも勝てないかもしれない。そして、私はA4thやひまわり2ndをあまり良く知らないので、その良さを知らないだけなのかもしれない。

まとめ

ということで、今TeamHの青春ガールズ公演は半分研究生公演の意味もあるので、長い目で見ましょう。というのが結論になる。さっしーがこのセトリを選んだ段階で何も考えがないわけがないし。そして、わかちゃんが心配。2期生ガンバレ。

*1:この記事は2014年6月29日あたりのtwitterでの投稿を元に、2014年11月17日に再編集して投稿しています。

*2: (この表現が適切かどうかは別として、)旗印、看板

AKB48Gのメンバーの御名前については、現時点では読みやすさを考慮して基本的にフルネーム表記での敬称略か、ニックネームを使用しています。
なお、記事中で引用、掲載する画像その他について、著作権及び商標権などの知的財産権を侵害する意図はありません。問題等があれば対応致しますのでプロフィールページに記載される連絡先に御連絡ください。